反プーチンバンドに禁錮2年判決 モスクワ

ロシア正教会の聖堂内で今年2月、大統領に復帰するプーチン氏や総主教を批判する歌を歌い、暴徒行為罪に問われた女性パンクバンド「プッシー・ライオット」の3被告に対する判決公判が17日、モスクワの地区裁判所であり、禁錮刑に当たる自由剥奪(はくだつ)2年(求刑自由剥奪3年)の実刑判決を言い渡した. 判決は、3被告が信者を侮辱するために歌い、社会的反響を呼ぶためにその情報を広く知らしめたと指摘し、暴徒行為だと認定した. 弁護側は控訴する方針だという. 事件では、宗教のあり方や表現の自由をめぐって世論が二分. XXIO ゴルフ用品 被告らの勾留が半年にわたり、人権問題としても注目された. ロシアだけでなく、欧米のリベラル派や著名音楽家らも支援運動を展開していた.