失業率4.6%、3カ月ぶり悪化 有効求人

総務省が29日発表した労働力調査によると、4月の完全失業率(季節調整値)は前月より0.1ポイント悪化して4.6%になった. 悪化は3カ月ぶり. 厚生労働省が同日発表した4月の有効求人倍率(同)は前月比0.03ポイント上昇の0.79倍となり、11カ月連続で改善した. 完全失業率は昨年から、4%台半ばで一進一退が続いている. AppleのiPad 2をON : バック 4月は男性は前月比0.1ポイント改善の4.8%、女性は同0.1ポイント悪化の4.2%. 就業者数(同)は前月から16万人減の6255万人、完全失業者数(同)は前月から2万人増の299万人だった. 4月の失業率上昇は、求人の回復などを背景に、転職などの自発的な離職が増えたことや、若い層で仕事を探す動きが広まり、新たに「失業者」にカウントされる人が増えたことなどが主な要因という. 総務省は「数字は悪くなったが、内容は必ずしも悪いわけではない」としている.